いつもお世話になっております。
8/23に宇久島を出て直ぐ南に位置する野崎島に二泊滞在しておりました。
野崎島の港は携帯電話が繋がらず、7・21MHzのコンディションも悪く通信網から遮断され
久しぶりにデジタルデトックスのまる2日でした。
無人島かと思って着いてみたら、港に子供達が10人と引率スタッフが4人、ビジターセンターまであってとても親切な職員さんが出迎えてくれました。
正確には無人島では無く、旧小学校を改装してキャンプサイトと宿泊施設があり、その職員さんが住民登録されていて島民は1名だそうです。
とは言っても、職員さんも宿泊者がある時は泊まって、無い時はお隣の小値賀島からの定期船で通っているとの事。09:30頃着の定期船で来て、15:30発で戻るパターンで、ビジターセンターもその時間内はオープン。トイレ・冷水サービス・館内は一応エアコン効いてました。昼
安物のフォールディングアンカー⚓️も岩🪨の隙間に食い込んでしっかり効いて⭕️でした。
昨日は15:30からは職員さん2人とも帰られて島貸切に🤭
港は静寂そのもので快適滞在。
少し歩くと、ここはケニアかジンバブエかと言うようなサバンナみたいな景色が。。
元は耕作地だったが、住民が居なくなって鹿が増えすぎ草食べ放題。まるで手入れしているかのような芝が綺麗に生えてます。
一時期、700頭近く居たそうですが、今は食べられる草が減って300頭くらいだそうです。
ところで、私はてっきり隠れキリシタン文化一色の島かと思ってましたが、港周辺の集落は日本古来の神道で、山には何と奈良時代から続く立派なお社が建っていて、この辺りでは神の島として崇め奉られたとのこと。
だから神の使いとされた鹿を狩ること無く増えていったようで、後に江戸時代末期に平戸からキリシタンが入植し教会のある急峻な地区を開墾、教会を建てたそうです。
港の町跡には、元神官の立派な邸宅のみが保存・公開されていて、武家屋敷さながらの大邸宅で驚きました。
野崎島、なかなか興味深い島でした。
野崎島風景
まるでアフリカのサバンナのような景色が広がってまして圧巻
野崎島風景
実は日本古来の神道・神の島で、当時を物語る神官の邸宅が修復され公開されてました。
江戸時代末期に平戸藩の武家屋敷を移築したそうで、大変立派でした。
野崎島風景
有名な教会は現在修復中であと2年は掛かるそうです。
野崎島風景
港周辺の集落跡。建物は全て崩壊し廃墟となって、なんとも言えない風景に。
> 野崎島風景
> 港周辺の集落跡。建物は全て崩壊し廃墟となって、なんとも言えない風景に。
野崎島の情報と写真 有難うございました
一緒に旅をしている気分です。行くことはないと思いますが行ってみたい島です。